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会長挨拶

H28.6.4
京都大学土木会会長
細田 尚
 

 

 ただいまご紹介いただきました昭和53(1978)年卒業の細田です.このような人前に出る大役を務めるのをたいへん苦手にしておりまして,一学年下に優秀な方々が控えておりますので,そちらに会長をお願いしようとしたのですが,順番という原則があるようで,このようなことになりました.

 幹事の順番ということでしたら,私の一学年上に応用力学分野の研究者として著名な西村直志さんがおられます.幹事も小林西村細田の順番でしたので,本来,西村さんにお願いすべきだったのですが,現在所属が吉田キャンパスの情報学研究科・複雑系科学専攻応用数理学講座に所属されています.

 昨年度から桂キャンパスで不定期ですが幹事会を開催し,本日のようなご提案の素案を議論してきております.吉田キャンパスの西村さんに会長をお願いするとかえってご迷惑になることもあり私に回ってきたと考えております.

 そこで,西村さんの京土会への貢献について少し紹介いたします.145年前,西村さんが幹事の頃,大阪の印刷会社との間で金銭面等のトラブルがおき,財政上の問題が発生しました.その時,名簿の版下を初めて自前で作成することで財政問題を解決したのが彼でした.研究だけでなく情報処理技術にも卓越した才能を有していることで有名な方ですが,凡人には考えつかない方法で版下を作成するところを目の当たりにして驚愕したのをよく覚えています.OSはもちろんリナックスでパールというフリーのソフトで文字データ処理を行ってから論文作成ソフトTEXのプログラムも自動作成して一気に版下を作成するという方法でした.

 このように彼の京土会への貢献は多大ですがほとんど知られていないので紹介させていただきました.その後を引き継いだのが普通の人間の私です.真似のできる方法ではなかったので,ウィンドーズのエクセルに変えてたいへん苦労して版下を作成したのを記憶しています.

 もうそのようなことをする時代ではありませんので,小林前会長がお話ししましたように,名簿システムを改変することを先程の役員会でお認めいただきました.

 本年度,岸田現幹事を中心に,八木前幹事,服部次期幹事の協力を得て,さらに若手の准教授,助教の方にも参加してもらって,信頼できる業者に業務委託して名簿のWeb管理システムの構築を進める予定です.今年度は従来のシステムを継続しますが,次年度からは新システムのみを運用することで支出の削減を計るとともに,会員の皆様へのサービスを飛躍的に向上させる所存ですので,ご理解をいただきますようお願い申し上げます.

 もう一つ,会の運営ですが,これまで事務職員の方に対する就業関連の規約等もなく,定年も決まっていない状態がつづいてきました.そこで,専門家と相談の上,規約の整備を徐々に進める予定です.ただし,現在の状況と新規約を整合させていくためには10年のオーダーの時間が必要と思われますので,この点につきましてもご理解をお願いいたします.事務局の場所の桂移転という話もありますが,それは次年度の体制で考えていただきたいと思います.

 このような提案を行うために,昨年度から幹事会で不定期に話し合いを行ってきました.現在,会長,副会長,環境系幹事,正副幹事,事務局が参加していますが,大学側の案をチェックしてもらう意味でも学外の40代の方に2名程度参加をお願いしたいと思います.さらに,30代の准教授,助教層からも2名程度参加をお願いしたいと考えております.作業が発生することはありませんので,安心して参加していただきたいと思います.

 以上,昔のこと,今後のことについて簡単に紹介させていただきました.

 ご清聴有難うございました.


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