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京土会表紙絵ギャラリー

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昭和54年卒 井上 雅仁
「横浜ベイブリッジと鶴見つばさ橋」

油彩,キャンバス,20F(727×606mm)

 1993年に京土会会報表紙絵を描いて以来,2度目の出品です.さて,卒業以来,主に鋼橋の設計に携わりましたが,一方,デザインに興味があり,「関西道路研究会」や「鋼橋技術研究会」,長大橋上部工事JVのシンボルマーク,本のカバー「建設戦略論」(岡尚平著)のデザイン等を行いました.そのうちに,本格的に絵の勉強をしたくなり,2010年から横須賀市在住のプロに指導を受け,横須賀,横浜,上野の公募展に油絵を出品しています.
 土木の会報ですので,橋梁を描くことにしました.横浜で仕事をしてきましたので,横浜市中区山手町「港の見える丘公園」から眺める「横浜ベイブリッジ(1989年開通)」と姉妹橋「鶴見つばさ橋(1994年開通)」をモチーフとしました.横浜ベイブリッジは橋長860m,中央径間長460m,主塔高175m,主桁は上層が首都高速道路,下層が国道357号線のダブルデッキ構造の二面吊り3径間連続斜張橋です.また,鶴見つばさ橋は橋長1020m,中央径間長510m,主塔高183m,主桁は1箱桁構造の一面吊り3径間連続斜張橋で,一面吊り斜張橋としては世界最大支間を有しています.両橋の間には大黒ジャンクションが見えます.両斜張橋には仕事で関わりましたが,特に鶴見つばさ橋には上部工施工業者として,詳細設計,架設,維持管理に専心しましたので,建設当時のことは今でもよく思い出されます.鶴見つばさ橋は同形同寸の斜張橋が並立する並列橋として計画されていますが,いまだに実現していません.現状とは異なりますが,将来の完成を願って,あえて並列橋として描きました.


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