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京土会表紙絵ギャラリー

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昭和62年卒 立川 康人
「整備が進む中之島ウォーターフロント」

 堂島川・土佐堀川に挟まれた,歴史的建造物が残る中之島周辺では,河川に接する水辺空間や遊歩道の整備が進んでいます.江戸時代までの大阪は「天下の台所」として水辺を中心に発展した水の都でした.ところが,明治以降,陸上交通が舟運にとって代わり都市化が進展すると,水路は埋め立てられ,また水質悪化や治水対策によって,まちは水辺に背を向けるようになりました.最近は,活気ある魅力的な大阪を取り戻すために水辺空間が見直され,まちと水辺が一体となった河川整備が進められています.
 写真は難波橋南詰から中之島を撮影したものです.写真左には中央公会堂と大阪市役所,右には東洋陶磁美術館と中之島の地下を走る京阪中之島線なにわ橋駅への入り口が見えます.この周辺では水辺空間を利用した様々なイベントが毎年開催され,大阪の水辺の魅力が着実に復活してきています.気候変動による台風の激化や東南海・南海地震の発生が懸念されている昨今,筆者は水循環や洪水予測を専門とするものですが,安全でかつ潤いある魅力あるまちづくりに少しでも尽力したいと考えています.



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