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京土会表紙絵ギャラリー

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昭和57年卒 木村 亮 「アーチ形状の力強さと美しさ」

 「推奨土木遺産」という言葉をご存知でしょうか。
土木学会が2000年度から毎年選定している近代土木遺産(明治時代から昭和初期に作られた現存する社会基盤施設)で、2005年度までに89件が全国各地で選ばれています。
土木学会誌に「見どころ土木遺産」として毎月掲載され、根強い人気のある記事です。
ひょんな事から全国の「推奨土木遺産」を紹介するガイドブックを、私が学会から出版することになり、全国各地を渡り歩いています。
 この写真は九州をうろついている途中、熊本県八代市東陽町で撮った笠松橋のスナップです。
石橋の力強さを表現するために、斜め下から撮ってみました。
笠松橋は石橋で有名な東陽町にあって、もっとも大きな橋(径間14.2m)で、1896年(明治2年)に橋本勘五郎によって架橋されました。
先人の偉大な発想や技術、多くの人達の努力に感動しました。
構造物ができたときの住民の喜びが目に浮かびます。
今も現役として使用されており、軸力の伝達という微妙なバランスの美しいアーチ形状を見て、新たな活力が湧き上がりました。
本物の構造物をなるべくたくさん見て、発想や技術を磨いていきたいと考えております。

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